Our Philosophy
報告書は、
誠実さの記録であるべきです。
私たちが大切にしていることを、ここに書いておきます。
きれいな言葉より、実際の行動で示したいと思っていますが、まず言葉から。
私たちが立っている場所
Silva Flow Matrix は、サステナビリティ報告の専門チームです。ただし、報告書を書くことを仕事とは考えていません。報告書をつくる人たちの思考を整理し、問いを立て、プロセスに同席することが私たちの仕事です。
この立場を選んだのは、外部が書いた報告書より、担当者が自分の言葉で書いた報告書のほうが、長い目で見て組織に残るものが多いと考えているからです。
以下に、私たちの考え方の土台となっている信念をいくつか書きます。
誠実さ
飾らない言葉で、実態を伝えることを大切にします。
問いの力
答えを提供するより、適切な問いを立てることが、より良い開示につながります。
長期的な視点
一回の報告書より、開示を続けていける組織の能力を大切にします。
人への敬意
担当チームの努力と判断を尊重します。私たちは補助的な存在です。
サステナビリティ報告について、
私たちが信じていること
私たちが信じていること
考え方が、実際の仕事にどう出るか
信念はそれ自体では意味を持ちません。それが実際の支援にどう現れるかが問われます。
初回のご相談で
現状がまったく整理されていなくても、それをそのまま受け取ります。「何もできていない」は出発点として有効です。批評ではなく、現状の確認から始めます。
打ち合わせの場で
私たちが話す時間より、担当チームが話す時間を大切にします。聞くことで、見えてくるものがあります。答えを急がず、問いを丁寧に。
書面を渡すとき
整理した内容は、わかりやすく、短く書きます。専門用語より、担当チームが自社の文脈で読める言葉を選びます。
支援の終わりに
関与の終了は、依存の終わりであるべきです。担当チームが次のサイクルを、より自立して進められる状態を目指して支援を終えます。
担当者に向き合うということ
サステナビリティ担当者は、多くの場合、本業と兼任しながら、慣れない領域の仕事を進めています。フレームワークの要件を読み解き、社内のデータを集め、経営層に説明し、報告書の言葉を考える。その負担は、外から想像するより大きいことがあります。
私たちは、そのプレッシャーを軽くしたいと思っています。整理されていないことを責めるのではなく、今ある状況から何ができるかを一緒に考える。それが伴走の意味だと思っています。
担当者の努力と判断を尊重すること。これは理念であると同時に、支援の具体的な姿勢でもあります。
報告書の主語は担当チームです。私たちは裏方に徹します。
フレームワークの解釈は専門的です。理解していなくても、それは当然のことです。
支援のペースは、担当チームの状況に合わせます。急かすことはしません。
変化に対する姿勢
サステナビリティの報告基準は、毎年更新されます。ISSB の基準が普及し、TCFD が統合され、生物多様性への言及が求められるようになっています。
こうした変化に対して、私たちは慎重に向き合います。新しい基準を追いかけることより、その変化が企業の実態にとって何を意味するかを考えることを優先します。
流行に乗るより、自社にとっての意味を問う。これは、報告書の質を守るための立場でもあります。
誠実さと透明性について
サービスの料金はウェブサイトに掲載しています。見積もりを取るまでわからない、ということはありません。初回の相談は、費用のご案内から始めることもできます。
私たちが対応できないこと、あるいはスコープ外と判断したことは、率直にお伝えします。できないことを隠して受注することはしません。
支援の結果が期待と異なった場合は、その理由を一緒に考えます。うまくいかなかったことから学ぶ姿勢は、報告書だけでなく私たちの仕事にも必要です。
一緒に考えることの価値
サステナビリティ報告は、ひとりで進めるより、チームで対話しながら進めるほうが、質の高い開示につながりやすいと考えています。
マテリアリティの整理も、報告書の構成も、複数の視点から議論することで見えてくるものがあります。私たちが対話の場に加わるのは、チームの議論を外部の目で整理し、見落としを拾うためです。
チームの人数が限られている場合でも、対話の質を高めることはできます。二人での打ち合わせでも、問いの立て方次第で、議論の深さは変わります。
私たちが提供するのは、その問いかけと、議論の記録です。
長く続けることを前提にする
サステナビリティ報告は、一度発行したら終わりではなく、毎年続けるものです。継続的な開示には、組織の中に根を張った理解と習慣が必要です。
私たちが一回目の開示を大切にするのは、そこで積んだ経験が、二回目、三回目の開示の質に直接影響するからです。最初の一歩を、できるだけ丁寧に踏み出せるよう支援したい。
また、開示の継続は、組織がサステナビリティを事業の中核に置いていくプロセスでもあります。報告書は、その記録です。
五年後、十年後に振り返ったとき、最初の報告書が誠実だったと思えることが、私たちの支援の目標のひとつです。
この考え方が、ご支援にどう現れるか
ここに書いたことは、実際の支援の姿勢に直結しています。